日本食が食べたい、単語が頭に入らない等々、先月は軽いホームシックだったのですが、休みに旅行行ったり、友人らと飲みまくっていたら、何となく解消しました。不思議な事に、ホームシックを超えたら中国語も少し上手に話せる様になりました。あれですかね、ワクチン接種とかと一緒で、効力が出る直前の一時的な落ち込みだったんでしょうか。
さて標題の件ですが、ホームシックのリハビリを兼ねて、日本から持って来た「一九八四年 (高橋和久 新訳版) 」を読んでいます。まだ途中なのですが、何と言うかこう、有り得なく無さそうなストーリーで怖いですね。今の日本の将来と憂いてみたり、はたまた隣のデカい彼の国の事情と重ね合わせたり…。
こっちではそれなりの数の人が、大陸とはもう離れられないだとか、一緒になっちゃってもまあ良いんじゃない?、とか言っているのを耳にするんですがね、みんな想像力が足らんと思うのですよ。自由の有り難みは無くなって初めて分かる、ってえんじゃ遅いんですよ等と言うんですが、暖簾に腕押し。
日本もそう、気に入らない事は他人のせいにして、思い通りにならんと規則で縛って、金が無くなりゃ税金でカバーして、なんてやってたらあっと言う間に全員奴隷になっちゃうと思うのですよう。
本なんか読むと、難しい事を考えちゃいますね。そうか、だから近頃は書籍の売上が落ちているのか!誰かの陰謀に違い無い…。