今日の授業中に、「台湾の有名ブロガーが、ある料理店が良くないというレビューを書き、老闆から名誉毀損で訴えられ負けた」、という記事について議論が始まってしまいりました。
そこで成程と思ったのは、米国人 2 人とボーランド人 1 人が語った事。彼らは幼ない頃から父親から、新聞やテレビの報道を鵜呑みにするな、自分の頭で考えて、信じる、信じないを決めよと教わっているそうです。
なので、そのブロガーによる名誉毀損案件についても、明らかな出任せで無い限り何を書くかはブロガーの自由であり、それを信じるか信じないかは読み手が決める事で、記事にされてしまった店の老闆は (確かに怒るかも知れないけれども) 名誉を汚されたわけでは無い、だからこんなの米国では絶対に無罪、と主張していました。
なんかこう、自立と自由について考えてしまいました。怒りと名誉毀損を一緒くたにせずで分けて考える、というのは我々東アジア圏の人間には中々難しい事かも分からないですね、面子があるしねえ。
蛇足ですが、授業自体はつまらなかったです。