ASUS のノート PC である X401A1 (→ web) を 13000 NTD で購入。型番が X401A じゃなくて X401A1 になっているのは、多分 Windows 8 プリインストールモデルだからでしょう。
結論から言えば Windows 8 を残しつつ Ubuntu とのデュアルブート構成にすることができましたが、今回始めて UEFI 機を買ったせいもあり当初は素直にインストールが成功せず (何やっても頑に Windows が起動する) 、だいぶ悩みました。
UEFI + Windows 8 プリインストール機へ Ubuntu をインストールするにあたり重要な情報源は
です。実際の手順。
手順 1
下準備として Ubuntu 12.04.02 のイメージをダウンロードして (→ココ) 、起動用の USB メモリを作っておきます (→作り方) 。 Ubuntu は 12.04.02 以降でないとインストーラーが UEFI に対応していないようです。
手順 2
F2 キーを押しながら本体電源 ON 。
手順 3
Boot タブの 「 Fast Boot 」項目を Disabled へ設定します。
![]() |
Fast Boot の項目は Disabled へ変更 |
手順 4
Security タブの「 Secure Boot Control 」項目を Disabled へ設定します。
![]() |
Secure Boot Control は Disabled へ変更 |
手順 5
設定を保存して一旦本体電源 OFF 。
手順 6
Esc キーを押しながら本体電源 ON しブートセレクタ起動。
手順 7
「 UEFI: 」で始まっている、 Live USB イメージを書き込んだ USB メモリを選択して起動。
![]() |
ブートセレクタでは UEFI 対応のイメージを選択して起動 |
手順 8
通常の手順で Ubuntu をインストールすれば OK 。今回 ASUS X401A1 購入直後 Windows 8 では D: ドライブが空っぽだったので、それに相当するパーティションを一旦削除し、そこへ改めて ext4 ファイルシステムを作って Ubuntu を入れました。
手順 9
偉大な先人の記事 (→ココや→ココ) を参考に、 Windows 8 の Fastboot 機能を無効化。これは Windows 8 利用後 (Hibernate による擬似的なものでなく) 本当に Shutdown させる事で、次回本体電源 ON 時確実に grub が走ることを狙った措置で、本質的なものではありません。
偉大な先人の記事 (→ココや→ココ) を参考に、 Windows 8 の Fastboot 機能を無効化。これは Windows 8 利用後 (Hibernate による擬似的なものでなく) 本当に Shutdown させる事で、次回本体電源 ON 時確実に grub が走ることを狙った措置で、本質的なものではありません。
注意点
Ubuntu インストールが終わった段階では BIOS の boot 順序設定が変更されていて、次回以降の PC 起動時には見慣れた grub メニューが現れるようになります。しかしここで単に Windows 8 を選んでも起動に失敗します。前述の 手順 6 の方法で本体電源 ON すれば容易に回避できるので、僕はあまり気にしていません。
REFERENCES
- https://wiki.ubuntu.com/PrecisePangolin/ReleaseNotes/UbuntuDesktop
- http://www.ubuntu.com/download/desktop/create-a-usb-stick-on-ubuntu
- https://help.ubuntu.com/community/UEFI
- http://h-online.com/-1780640
- http://askubuntu.com/questions/221835/installing-ubuntu-on-a-pre-installed-uefi-supported-windows-8-system