だいぶ前に simg2imgコマンドの作り方を書いたが (→このへん) 、そもそも simg2img の simg とは一体何なのかという事を書いてなかった。
結論から言えば、 simg の s は sparse の s 。
sparse な img とは make_ext4fs コマンドの「 -s 」オプション付きで生成された ext4 パーティションのイメージファイルのこと。「 -s 」は空領域を圧縮してイメージサイズを小さくする作用を持つ (だからそのまま dd できないので simg2img を使って通常のイメージへ戻す必要がある) 。
make_ext4fs コマンドも simg2img 同様、 Android SDK のソースツリーの中に入っている。