前回 (→ Raspberry Pi B+ をジュークボックス化 1 (Volumio) ) の続き。 Volumio の dd イメージを焼き込んだ micro SD を実機へ挿して電源入れるとブートアップメッセージは出るがいつまでたってもログインプロンプトが出ない、と書いた。
ブートログの最後がこんな感じで止まる。
[ 10.937489] EXT4-fs (mmcblk0p3): re-mounted. Opts: (null) |
でもこれはわりと普通で、別に変なところはない気がする。 Raspberry Pi B+ 実機上のストレージアクセス LED (緑のほう) は大体 1 秒間隔で一瞬光ったりしてるし、カーネルは普通に起動しているように感じる。 init がなにかを待ってんじゃねえか、という感じだ。色々想像したのだが、ブートログの最後に出てきている smsc95xx というのが有線 LAN だし、こりゃやもすると有線 LAN の接続待ちかしら、という。
早速、家に落ちてた Wi-Fi AP ルーターをひっぱり出し DHCP を有効にして有線 LAN を接続し実機電源 ON 。そしてビンゴ。無事ログインプロンプト出現。 Volumio の初期設定では有線 LAN が DHCP で設定されていて、どうやら init は IP アドレスが得られるまで待っていたというわけだ。
/etc/network/interfaces を見るとこんな感じになっていた。
auto lo |
IP 取得待ちが原因だとすれば、 eth0 にとりあえず static IP を割り振っちゃえば起動するんじゃねえのか、などとわりと雑に推測して以下のように変更。
--- interfaces.ORG 2015-11-18 13:16:51.000000000 +0800 |
これも成功。有線 LAN が接続してなくてもログインプロンプトが出てくれる。取り敢えず動いたものはそれでよしとし歩を進めようではないか。ジジイなのでこの際面倒は御免こうむる。
次回へ続く (→ Raspberry Pi B+ をジュークボックス化 3 (Volumio) ) 。