先日出身大学へ行ったという話を書きましたが (→このへん) 、その時に O 内研の T 宮先生のところへもご挨拶に伺っていました。丁度部屋の皆さんが出払っていましたので、真面目な話などはさておき色々と世間話などでしておりましたら、あっという間に一時間半も経ってしましました。こんなことをしているから原稿が進まないのですね。
で、その時にお伺いしました面白い話をひとつ。
その昔、加藤一郎学長が秩父宮ラグビー場で学生側と団体交渉を持つ事になった際 (つまり東大紛争の終盤の話ですね) 、学生に対峙する学長が使っていた座布団、実は T 宮先生のお宅の座布団だったそうです。秩父宮ラグビー場へ向かった一行、現場へ着いたところで初めて、そこがコンクリート敷きだと判明。お供した T 宮先生、偶然にもご近所にお住まいだった関係で、急遽ご自宅まで走って座布団を持ってきたんだそうですよ。
いやー、 T 宮先生はまさに歴史の裏方の生き証人ですねえ。毎回毎回本当に面白いお話を教えて下さいます。だから、ついつい顔出しに行ってしまうのですよね。