設計とバグと仕様

Facebooktwittergoogle_plustumblrmail
焼鯖と摘んですぐの苺を保存しようとする。苺は高いしカミさんが好きだから大事にしたい。ただ焼鯖は僕が好きなのでこれもできれば腐らせたく無いが、まあダメになったらそれはそれでいい。で、これを2つとも冷蔵庫へ、スペースが無いので隣り合わせに保存する。ここで大事なのは、両方とも腐る可能性があって、苺は優先順位が高い。 冷蔵庫だからどちらもそれなりに持つが、うっかり焼鯖をダメにしちゃったとき、苺もダメになっちゃうかもね。じゃあ別々の厳重にラップしておくと良いじゃん?少しは苺の安全度が上がる。別々のタッパーなら尚良いよね。そして腐った後どうなるかは状況による — 臭いだけかもしれないし、食って腹を下したり、食中毒で会社1週間休んだり。 腐るってのはつまりバグだ。プログラマが指摘するのって「△□という前提の時、○×という条件でバグが出る」っていう事実だけ。バグにあたった後に何が起こるのかは、それは状況による (場合によっては人が死ぬこともある) 。台湾で仕事をしていると、「バグ」そのものから危険を察知できる人が 1/10 ぐらいで、残りの 9/10 はバグが出た後実際に何が起こるかまで言われないと分からない。 だから、バグが出た後に起こり得るであろう実害の例を10も20も出してああ言えばこう言う上司と戦い、自分の信念を通す必要がある。台湾では上司が設計をジャッジする事が多いからだ — 技術者でも無いのに変だよね。そしてこの戦いを諦めてしまうと、恐しいことに、自身の信念に背いたまずい設計を上司に強要される羽目になる。 ついでに、これは多分大陸でも同じ。但し、主観だけど、上で言った「1/10」が 1/10000 ぐらいには劣化する。 ああなんて不毛なんだ。それとも日本人が細かすぎるだけか?現地人のように、所詮作るの会社だし、上司が言ったんだし、上司の好きにやらせるのが正解かのごとく、「好,好,沒問題!」で全部上司をフォローすれば楽なんだろうね。
Facebooktwittergoogle_plustumblrmail
Yusuke Dada K.
Yusuke Dada K.
台湾の現地企業で主に組み込みソフトウエアの研究開発をしている日本人です。我人是個日本人,負責軟體的研究開發。在臺灣的科技公司工作。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です